葉のない不思議な植物 2

エフェドリンは今日ではアメリカ合衆国をはじめ広く世界で使われています。


気管支喘息、花粉症、低血圧、とくに脊髄麻痺に伴う諸症状に使われています。


エフェドリンが1927年に合成されてから、自然の抽出品と合成品の両方が使われています。


自然の抽出品は、もともとは中国産のマオウ属植物のみを原料としていました。


中国と西欧との交渉がなくなったとき、この自然の抽出品をどこかで入手する必要が生じたのです。


アメリカ西南部に自生するマオウ属植物は薬用性を欠いていましたが、中国産種の代わりとなるものがインドとパキスタンの両方で見つかりました。


ごく最近は、中国の自生種マオウ(エフェドラ・シニカ)は、合衆国の西南部でも栽培されています。


ジャガイモで知られるナス科の植物は、「ベラドンナ・アルカロイド」と呼ばれる成分を含有するたくさんの薬を生んできました。

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